AGA 恐れることなかれ

僕は20歳の後半になってから、髪の毛、特に頭頂部あたりの髪の毛が薄くなってきていました。自分ではなかなか見えない部分なので、最初は知り合いに言われ始めたという記憶があります。

そのころは現実を見たくなかったからと思うけど、深刻にとらえていませんでした。

しかし、働き始めてからのストレスもあいまって、30代前半にはかなり頭頂部の薄毛が進行していました。

当時はまだAGAに関しての知識もなく、お金もなかったので、安く済ませるために個人輸入でミノキシジルの外用を買って、頭皮に塗ったりしていました。

これは実際あまり効果はなく、むしろ頭皮が荒れてしまったように思います。効果がなかったのは合わなかっただけではなく、後で詳しく説明しますが、ミノキシジルは生やす方に特化しているだけで、抜けるのを抑えてはくれないからですね。

今日はAGAに関しての自分が調べた知識と自分の治療歴などを書いていきたいと思います。

AGAとは

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略称で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれる脱毛症です。

AGAになるメカニズムは簡単に言うと、毛根に近くに存在する5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンであるテストステロンをジヒドロテストステロンに変換して、ジヒドロテストステロンが毛母細胞の分裂を抑制してしまうからです。

AGAの分類はハミルトン・ノーウッド分類を元に作られており、日本人で多いのがまさに僕もなっている頭頂部からAGAが進行するO型みたいです。

AGAは早い方で10代後半から始まる事があるらしく、僕はおそらく20代後半できてたと思います。

知り合いや先輩から頭頂部がやばいと言われ始めてましたが、自分では見えないところでもあるため深刻に考えていませんでした。

そうこうしていると30歳になる頃には自分でも触ってわかるぐらい頭頂部が薄くなってきていました。

しかしそこでも仕事の忙しさや現実を見たくない気持ちもあって、治療に消極的でした。今思うとすぐに始めていれば、もう少し髪の毛が維持できていたのではないかと思っています。

治療をしたいと思っても、やはりクリニックや薬局に行くというのは僕にはハードルが高く、個人輸入でミノキシジル外用を購入して始めました。

しかしこれは結果的には間違いで、あまり効果がないばかりか頭皮が荒れるようになってしまったように思います。

そこからまた数年治療を行う気にならず、放置していましたが、もちろん薄毛は加速度的に進行していってました。

さすがにやばいと思ってAGA治療専門の「AGAスキンクリニック」に行き、頭皮の注射と、ミノキシジル外用、ミノキシジルタブレット、フィナステリドでの治療を始めました。

ただ、当時はまだまだ今ほど治療費が安くはなく、年間で20〜30万はかかっていたかと思います。

最初は時間がかかりましたが、しばらくすると頭皮が隠れるようになってきました。少しホッとしました。

現在はミノキシジルタブレットとフィナステリドの内服のみで過ごしています。

頭皮の状態は安定しており、ある程度は隠れた状態で維持できています。

僕だけかもしれませんが、季節によってどうも毛が薄くなる時期とそうでない時期とがあり、薄くなる時期は頭髪もよく抜ける傾向になってます。

ただ、全体的に見ても一番ひどかった状態にまで戻ってしまうようなことはなく、落ち着いている感じです。

治療をやってよかったと感じるのはやはり外に出たり、人と会ったりするのが苦痛でなくなったことです。

治療前は人と合うのが嫌で、考え方もかなりネガティブになっていましたが、治療の成果がでたことで、引きこもりにならずにすんでいます。

AGAで悩んでいる方は費用は少しかかるかもしれませんが、今は診察・治療をオンラインで安くやっている所も多いので、ぜひ自分を取り戻すために行ってみてはどうですか？

おすすめのAGA診療行っている病院に関しては、また別に記事にしてみようと思います。

ちなみに、他に自分自身に起こったこととしては、少し性欲が落ちたような気もしますが、元が少し強い方だったのでちょうどいいぐらいになってます。